【探究系特別講座】ダンゴムシの行動の不思議を探る!(探究物理・生物)

探究系は定期考査の時間、他クラスと一緒に考査を受けるほか、「探究系特別講座」として、普段の授業ではなかなか実施できない実験や校外実習、教科の枠組みを超えた学習などを行っています。

探究系の2年生が、ダンゴムシの交替制転向反応に着目し、課題研究を進めるうえで避けては通れない「仮説の設定」の練習を行いました。

交替制転向反応とは…?
連続する分岐点がある時、最初の分岐で右に曲がると、次は左、次は右というように、高い確率で左右交互に曲がる習性。

研究を始めるにあたって重要なのは、その現象や対象について深く知ること。「交替制転向反応」の定義を確認した後、ダンゴムシを実体顕微鏡で観察し、ダンゴムシの行動、習性や形態的特徴を共有しました。

実際にダンゴムシを迷路の上で歩かせて、疑問を共有します。

観察を通して生まれた疑問をもとに、「自分だったらこんな仮説で研究したい!」という意見を共有しました。結果が予想と反して、思い通りにいかないことも研究の醍醐味であり、新たな仮説を生む原動力となることを体感することができました!