夏の教科研修として、PCR法と電気泳動法を用いて、アルコールの分解に関わるALDH2という遺伝子を持つか否かを解析する実習を行いました。
生物の実験には欠かせないマイクロピペットの取り扱いを練習したあと、自分自身の頬から細胞を採取し、DNAを抽出しました。

PCRでDNAを増幅したのち、トランスイルミネーターで結果を観察します。果たしてALDH2を持っているのか…!?


新型コロナウイルス感染症をきっかけに非常に有名になったPCR法。実際に手を動かしてみることで、その原理や利用方法について理解を深めることができました。
さらに、バイオテクノロジーの急速な発展についても講義を受け、生物学、医学、農学だけにとどまらない、生命倫理の問題も含めた様々な実績と課題があることを学びました。

(この研修は、かずさDNA研究所のご協力をいただき実施しました。)