刈谷高校SSH・夏季研修の一環として、8/4(月)~8/8(金)の5日間、本校で「Global Studies Program」が実施されました。
このプログラムの目的は、国際社会で活躍する人材育成を目標に、英語でのコミュニケーションに加え、社会課題解決のための様々な思考法やプレゼンテーションスキルなどを育成することです。
刈谷高校の1年生に加え、半田高校、西尾高校からも参加いただき、約50名の生徒が5日間にわたるプログラムに挑戦しました。
参加生徒は5人前後のグループに分かれ、各グループに1人ずつ、海外大学の大学生・大学院生や、日本の有名大学に留学生として来日している大学生・大学院生がグループリーダーを担当していただきました。


英語でのコミュニケーションスキルだけではなく、「デザイン思考」などの社会問題を解決するのに必要な、汎用的な思考法を学びました。



2日目には各グループリーダーが感じる、来日したときの困りごとに関するスピーチを聞いたうえで、その解決策を様々な思考法で考察し、議論し、発表しました。日本にいながら、気づくことができないような視点を得ることができました。


ファシリテーターの先生には、一人一人の意見に耳を傾け、励まし、議論を大いに盛り上げていただきました。

3日目以降は、各グループリーダーの母国で起こっている社会問題について、スピーチを聞き、その問題を解決するためのアイデアを出し合い、英語でプレゼンします。
このプログラムの特徴として、グループリーダーの出身国がばらばらであることが挙げられます。英語の発音も国によって異なり、「生きた英語」に触れることができたのはもちろん、各国の社会問題は、日本にいながらではなかなか気づくことのできないものであり、社会を見る視野を広げることができました。
いよいよ最終日のプレゼンです。各グループ、ユニークかつ実用的で解決策を英語でプレゼンできました。










「5日間を通して、英語力だけでなく、英語でコミュニケーションをとろうとする意識や、問題解決へのアプローチの仕方を学ぶことができた」という声が寄せられるなど、英語力、プレゼンテーションスキル、コミュニケーション力、社会課題の解決に向けた思考力など、多岐にわたる能力を向上させるきっかけとすることができました。









