刈谷高校SSHでは、夏休みに普段の授業では扱うことが難しかったり、教科書には書かれていない実験や実習を、「夏期季教科研修」として実施しています。
7/25(金)に、夏期教科研修の一環として「多言語比較講座」を実施しました!



本校の英語科教員とALTの先生が講師となり、普段授業では扱わない、中国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語を楽しく学習しました。
普段、私たちが見聞きする言葉の中に、実はこれらの言語がルーツとなっており、すでに日本人の生活になじんでいる単語もたくさんあることを学びました。
参加した生徒からは、
「言語を学ぶハードルが下がった」
「海外での生活に挑戦してみたくなった」という声や、
「ヨーロッパ圏の言語を学んで、英語との文法や文字の違いや、言語の発音や言葉のイメージの共通点などを考えることが出来た」と英語との関連性を見出した声、
「中国語と日本語で同じ読みの言葉や、同じ漢字だけど意味が全く違う言葉を知ることができて、歴史で学んだ日本と中国の関係や、言葉の際が生まれる原因はなんだろう」と歴史や文化との関連性に疑問を持ったという声も聞かれました。
さらに、公共施設などでみられる他言語の案内表示に着目をし、
「多くの国の人が快適に日本で過ごすことができるようにするために、どのようにしたらよいだろうか」と、社会課題に結び付けた人もいました。