(株)デンソーでは、「グローバルデンソー」のグループネットワークを活かしながら、
日本とASEAN6カ国の環境活動に取り組む若者を応援する「環境人材育成プログラム」を実施し、
今年で5回目になるそうです。環境問題の取り組みに国際的視野養成は必須である現代、
ASEAN・日本のやる気あふれる若者22名が、「自国の紹介(文化・教育事情等)、各国の環境問題、
自身の環境活動への思いや日本で学んだこと」を語り、「各国の特徴、価値観の違い、環境活動の大切さ」などを
共有しました。また、日本の「地域社会・学校における環境活動(清掃活動・リサイクル活動等)を学習」し、
自らのメッセージを発信できる体験を行いました。
この事業に、本校生徒12名と教員3名が参加させていただくことができました。
10月24日(水)デンソー本社で、「日本の環境問題」について講演があったあと、
タイ・マレーシア・ベトナム・インドネシア・フィリピン・シンガポールの若者(18〜29歳)が、
各国のカントリーレポート(各国の地理・歴史・風土などの説明、各国が抱える環境問題、各個人の取り組み)
のプレゼンテーションが行われました。「森林破壊・生物多様性・食糧・資源・廃棄物等の問題があるが、
各国が抱える問題は、国によりかなり違うことが、英語の聞き取り力が足りない中でも理解することができました。
また、環境意識がやや低く対策がまだ不足している国もあるということも分かりました。」
と生徒は感想を述べていました。
さらに、10月29日(月)は、依佐美中学校で行われた国際交流授業に参加させていただきました。
ASEAN6カ国が3年1組から6組に分かれ、一緒に給食を食べたあと、 各国の紹介や環境問題についてプレゼンテーションが行なわれました。
本校生徒も二人ずつ6クラスに分かれ、授業に参加しました。高校生にも質問の機会が与えられ、
各国の問題について質問をしました。この日は、ASEANの方々と接する機会も多く、ASEANの方々の英語力に感心し、
「積極的に伝えようとする気持ちが大切だ。伝える気持ちがあれば伝わる。」と感想を述べていました。
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