ESD講演会でフェアトレードについて学ぶ!

 6月8日(金)2年生のESDUの時間に、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の代表の土井ゆきこさんによる「ESD講演会・フェアトレードについて」を行いました。

講演会は、ウィルあいちでフェアトレードの商品を扱う店舗を経営していらっしゃる講師の土井ゆきこさんの「フェアトレードという言葉を知っていますか」という生徒への問いかけで始まりました。「知らない」と答える生徒が多い中、講演は「家でのお手伝い」と「児童労働」の違いの説明に入りました。、「家でのお手伝い」は子どもたちが安心して暮らす家庭生活の中で自分の役割を持ち、子どもの成長を促すものであるのに対し、「児童労働」は発展途上国の子どもなどが貧困故に労働を「強いられ」、「教育の機会を奪われ」、時には「暴力にさらされ」て子どもの成長が保障されないものを指す。その仕事には銃器の製造、プロテクター無しでの溶接、果てには兵士になる等、過酷なものも多い。それら児童労働人口は世界中で二億を優に超し、子どもの七人に一人が働いているという土井さんの話も驚きでした。

 貧困にあえぐ子どもたち、ひいては発展途上国の人々を救うために「搾取のない貿易を」と考えられたのがフェアトレードです。フェアトレード(公正取引)は児童労働の力をかりない商品を扱う。また途上国の女性の権利を高めるために、女性の手がけた商品も多く取り扱っている。更にそれら商品は環境にも配慮がなされているとのことでした。

 ものが溢れかえる生活の中で、「私たち一般消費者にできることは何か」土井さんはこう話されました。「世界がすべてつながっているということを知り、苦しんでいる人が居るということに想像力を馳せて下さい。周りのものすべてに感謝し、ものを買うときには一つでもフェアトレード商品を手に取って見てください」と。

 「一人一人の力は小さくても、今できることを心を込めてすることが大切なのです」。土井さんの言葉は普段の何気ない暮らしの中にも、一人一人にできることがあると教えてくださいました。