平成24年度 第1回運営指導委員会 報告


5月21日(月)午前10時から、刈谷高校校長室で本年度の第1回SSH運営指導委員会を実施しました。

松田正久(愛知教育大学学長)、岩田泰志(潟fンソー総務部長)、山脇正成(愛知県教育委員会高等学校教育課)の 3名の先生方の御出席をいただき、昨年度(1年目)の報告と、本年度SSH事業の計画を説明し、御指導と御助言をいただきました。

本校は、毎日授業でSSH科目を学習するとともに、大学や企業との連携により、先端科学技術の内容を学ぶことで、 豊かで持続可能な社会の形成者としての資質を養い、「豊かな未来を創造できる人材を育成する」ことを大きな目標に掲げています。

その観点で、それぞれの運営指導委員の先生方から、生徒に学ばせると良い多くの具体的なアイデアをいただきました。

御指導・御助言では、松田学長様から、「 このような事業は、『どういう生徒・学生を育てるか!』が大事である。 日本の学生は、英語力に自信がなく、自分の考えを積極的に述べようとしない。また、トータルの中でものを考える訓練ができていない。 そういう資質を身につけさせてほしい。」「『気づきの教育』の大切さ。いろいろなことに気づかせる。自分の足らないことは何か、 自分の改善すべきことは何かを気づかせる。あらゆる場面で気づかせる訓練をすることが必要である。 一人一人の生徒が問題意識を持って行動できるようになると良いと思う。」と御助言いただきました。

また、岩田部長様からは、「いろいろなことに対し『何でかな?』という観点から考えることのできる生徒が増えると良いと思う。 外国人は単純なことをすぐ聞く。私はこう思うけどあなたはどう思うの!という会話である。 それは、それまでの教育の仕方が違うことがあげられるが、先生から教えられるだけでなく、普段から小さな疑問が持てる生徒を刈谷高校 でぜひ育てて欲しい。」「野球部のピッチャーの投球で、変化球は何で変化するのか。それを科学的に分析し、 今度は、それが何に応用できるのかと考える。そのような身近なことに気づき、疑問を持てると楽しく勉強できるのではないか!」 と御助言いただきました。

山脇指導主事からは、「刈谷高校は実際に動いてそこから課題を見つけようとしているが、日々の基礎研究や論理性を持てる 資質の育成などきちんとベースになるものを作っておくことが大切である。また、不完全でも良いので、できる限り発表の場を作って、 多くの人に評価してもらって反省し改善していくことをする。発表会を通して学ぶことが多いので、ぜひ設定してほしい。」 「進学・部活動・SSH事業と先生方は大変であると思うが、 一部の先生でなく、全校体制で取り組んで、すべての先生が共通の目標や認識をもち、 その上で評価もできる。個々の事業を、先生方が責任をもって実践していく中で、 先生方自身が成長できる機会にしてくれるとよいと思う。」と御指導をいただきました。